×

メニュー
Menu

現場日記
Diary

敷鉄板を敷く前の準備

新年あけましておめでとうございます!
昨年は近隣住民の皆様、工事関係の皆様にご協力を頂いて有難うございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!

新年1回目の日記は、工事車両や重機の通路に敷く敷鉄板を敷く前の、地盤整備の様子をご紹介します。
敷鉄板は、地盤の不陸調整・水たまりやタイヤ汚れの軽減・重たい車両の圧を分散させる等の目的があります。
この目的を達成するためには、敷く前の地盤がきちんと整備されていることが重要になります。
(敷鉄板はただ敷いているわけではなかったんですね~)
地盤の弱い部分を掘削置換工法という方法で、土を砕石に置き換えてしまいます!
今回は80tクローラクレーン、100tラフテレーンクレーンを使用するので、その作業時に必要な地耐力を算出し、置換を行います。
写真に写っている数字は「0.75mの深さ、1層が20cm」という意味です。
まずは土を掘削し、その場所に砕石を入れ、敷均して転圧。
この投入・敷均し・転圧を繰り返して1層の厚さになり、全体の厚さに近づけていきます。
天気も良く、作業も順調に進んで置換え完了しました!



平板載荷試験の様子

この試験は、土質試験のひとつです。
地盤に段々と荷重を加えて沈下量を測定して、地盤からの反発力や支持力を求めます。
そして、施工が予定されている構造物を載せても沈下が発生しないことを確認します。
なぜ測定している機械が重機の下にあるのか気になりませんか?
これくらい重いもので荷重をかけていくということなんです。
決してコソコソ隠れて試験をしている訳ではないんです。(念のため、説明させて頂きました。)
試験を行う際には地盤面を水平でスキマなく密着するように気を付けて行います。
1日をかけて、試験を実施していきます。
時間ごとに徐々に荷重をかけてデータを取得していくので、とても時間がかかります。
試験の結果、十分な地耐力があり構造物を施工しても問題が無いことが確認されました。



ブロックマット撤去とその後

既存のブロックマットの撤去を行いました。撤去はきれいに完了したのですが・・・。
撤去をした後は手作業でコンクリートと廃プラスチックを仕分ける作業が待っています。
どうしても遮水のためのポリエステルのシートが敷設されるので、この作業は撤去とセット。
この作業は正直大変ですが、土を落としてきちんと仕分けないと産廃処理場に持ち込めないのでガンバリマス!
あれ??大変だと思っていたのですが、1日で終わりました!さすが作業が早い。
あとは廃棄物をまとめて、搬出するダンプに積むだけです。
この廃プラスチックは産業廃棄物処理施設に運んで処理をします。



工場での品質検査

現場で使用するボックスカルバートの工場検査を行いました。
現場でコンクリートを打設する時は現場で品質管理をするのですが、
今回はプレキャストのボックスカルバートを使用するので、製造工場で品質の検査をしました。
まずはキズや汚れがないか、寸法など製品の外観を目視でひとつひとつチェックします。
完成した製品だけではなく、製品を作った鉄筋も確認するんですよ!鉄筋のピッチや太さに間違いがないかなどを確認します。
あとは機能検査で、コンクリートの圧縮強度の試験結果を確認します。
一応お伝えしますが、決して工場で造った製品を疑っている訳ではありません!
細部まで確認して、品質に問題がないことを検査してからでないと施工出来ませんからね、ちゃんとお仕事です。
全ての検査を終えて、品質に問題がないことを確認したので、現場に輸送します。



迂回路のご案内

工事が完了する期間まで、一部通行止めを行います。
近隣住民の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
通行止めになるので迂回路をつくりました。期間中はそちらをご利用ください。
迂回路にはオレンジ色のネット、ご案内の看板、電子矢印板が置いてあります!
写真は昼間に撮影したのであまり分かりませんが、電子矢印板は夜間も光るので見えやくなります。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします!



大型土のうをつくりました

現場で使用する大型土のうを製作しました。
これも現場で作ってるんですよ‼私も最初は驚きました!
製作方法はとてもシンプルです。土を袋に詰めて、終われば袋に数字をマーキングします。
そして最後に何袋製作したかが分かるように写真を撮ります。
土のうは、設計変更の対象になることもあるので数量変更が起こることもあります。
それなので、現場でいくつ製作したかが分かるように証明として写真に残します。
天気も良くて、気温もちょうど良い日に作業ができました!外の仕事が気持ち良いです。



イメージできますか!?

2024年11月11日

法線確認・・・聞き慣れないことばですよね。土木工事でよく使われる言葉なんです。
これから本格的に始まる工事の現場で、施工する構造物の線形を確認する作業をしています。
この紅白の棒のラインに沿って、コンクリートの構造物が設置されていくイメージです。

2枚目の写真はICT施工のひとつです。
手に持っている棒で高さを計測して、手元にある携帯で確認をしています。
ICTの導入は、人も時間も大幅に削減できるので現場の負担がグっと減りました!
法線確認はとても大切な作業になります。
自分たちでも確認したのち、発注者も立会いで確認をして頂きました。無事に合格頂きました!



看板設置完了です!

2024年10月28日

地域の皆様、こんにちは!
久慈川の洪水被害を防ぐため、堤防を整備する工事がスタートしました。
工事中は大型車両が通行したり、作業中の大きな音が出たりと何かとお騒がせ致します。
安全第一で作業を進めますので、よろしくお願いします!
今回の工事では、堤防を高くしたり傷んでいるところを修復する作業を行っていきます。
川が近いこちらの地域で、安心に暮らせるようにお手伝いさせていただきます!